1997 年に作ったとある簡易 CMS

 3-tadpoles.net に移行する前のサイト「失われた映画音楽を求めて」のHTMLドキュメントはすべてテキストエディタによる手作りの構成でしたが、さすがにその方法も限界がやってきて独自の簡易ツールをVisual Basic で作るはめに。

必要に迫られて作ったんですが、その経緯について

おもいつき
HTMLで表

 1997 年に立ち上げた旧サイト時代から HTML 文書のコーディングは全てテキストエディタによって行ってきました。現在は Movabnetype の自動生成によって Tracks Weblog のような規則的で繰り返し部分の多いページ生成においてかなり楽させてもらっていますが、以前はソフトウェアの力を借りていました。と、言っても Dreamwaver みたいな高級ツールではなく、しょぼい自作のツールでした。しかも 1999 年製。

 Web サイトを始めた1997年頃は主流ブラウザが Internet Explorer および Netscape Navigatorの 3.0 で、CSS はおろか HTML も大した制御が出来ない、まさに単なる HTML(HyperText Markup Language …文書構造化言語)にすぎないものでした。デザイン面でアプローチ出来る事はそれほど多くなかったので、デザイン決めの試行錯誤でスクリプトがカオスと化することはあまりありませんでした。よって多くの人はテキストエディタで HTML を組んでいたと思います。

 その後サントラ談義も紹介枚数が増えてゆくにしたがって、HTML 文書が数十キロバイトになると管理が大変になってきました。最初は Excel を使ってデータ管理をしていたのですが、自分が求めていることが十分に出来ず、限界を感じ始めました。さらに CSS が一般的になり、HTML も 3.2 → 4.0 へと進化してゆくに従って HTML の表現手法が格段に広がり、文書は肥大化の一途をたどるばかり。これじゃあテキストエディタだけでは面倒見切れないよ!
 …という経緯で、当時学校で覚えたてだった Visual Basic 4.0 を用いて独自のデータベースソフトを作ることを思い付いたのです。

さてどんな働きをしてくれるのか

 このソフトは具体的にどういう働きをするかというと、表形式のデータベースを指定した規則で HTML に変換してやるというものです。単なるテキスト→テキスト変換なので、指定する規則の方を変えてやることでHTML以外のテキストに吐き出すことも出来ますし、将来 XHTML やほかの形式に対応させてやりたいときも規則を書き換えるだけで対応できます。単純さ故の利点というやつです。

 もともとフリーで配るつもりで作っていたのですが、制作中にソースファイルの一部を壊してしまう事故があり、それ以来バグフィックスが止まっていたので、公開していませんでした。もしよろしければどうぞ。多少のバグはありますが、フリーズしてしまうようなバグではありません。あと Windows2000 や XP だと多少不安定ですが、2004 年春のリニューアルまで騙し騙し使っていましたし、それまでサントラ100枚以上のデータをこのソフトで管理した実績があります。今は Weblog を使った SQL になっていますが。

ダウンロードして人柱になってみます?(笑)
HTMLで表ッ! Ver1.1 本体 html11b.lzh (2.0MB)
HTMLで表ッ! サンプル用データ sample.lzh (0.5KB)

 いちおう人に配るつもりで作っていたことから、HTML で作ったヘルプファイルも入っていますのでそちらを参考にすればとりあえずは使えるかも?

 ソースファイルが欠損していることから、今後のバージョンアップはありません。
 暇があれば現行バージョンの Visual Basic 6.0 などに移行させたいのですが、社会人となってしまった今となってはそれも叶いません。ああ、あのころは良かったなぁ。


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February 3, 2004 Comments (0) Trackback (0)
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