Internet Explorer 7 が次期 Windows である Longhorn のリリースを待たずに、前倒しでリリースされるとの報がなされたのはおよそ一ヶ月前。
そのときは、どうせ最近の Mozilla Firefox の大幅なシェア拡大(と言っても十%にも満たない程度ですが)にちょっとだけ水を差したくなったマイクロソフトのデモンストレーションに過ぎないんだろうなと正直期待をしていなかったので、そのままスルーしていました。手を加えられると言ってもほとんどはセキュリティの脆弱部分の穴埋めのみだと考えていたので。
しかし最近の報だとなんと Web の表現力の部分においても手が加えられるかも知れないとのこと。
記事によると、具体的には CSS2 と PNG サポートが改善されるようで、2001 年以来放ったらかしだった IE6 の不完全な表現力にやっと修正が入ることになります。Windows に標準で添付されることで8割以上のシェアを持つ IE の出来不出来は多くの人の Web 生活の質を左右するので、これには是非期待したいところです。
Web 制作者的見地から見ても、CSS2 がきちんとサポートされるようになればサイト制作がかなり楽になると思います。現状から見ると Web デザインを行うにあたって IE の不完全さに足を引っ張られて使えない技が沢山あるので、今まで封印していたプロパティが使えるようになれば、出来ることがもっと広がるはず。ぼくとしての具体的な要望と実装して欲しいプロパティは以下の通り。まぁみんな同じこと考えているんでしようけどね!
PNG 画像フォーマットは今までの GIF のようにインデックスパレットモード (PNG-8) で指定した一色を透過させることもできますし、グラフィックソフトのレイヤーのようにフルカラーモード (PNG-24)で 256 段階のアルファチャンネルを持たせて半透明な画像を作ることも出来る夢のような画像フォーマット…のはずでした。しかしシェアの大多数を占める IE では後者の機能がちゃんとサポートされていないので、まだ標準として使うことが出来ないという不自由を被っています。ニュースでは具体的にこのことは触れていませんが、おそらく間違いないと思います。ドロップシャドゥとかが付けやすくなりますねぇ。
いやぁ、夏のリリースが楽しみですね。ついでに Mozilla や Safari みたいに CSS3 の一部を先行実装なんかしてくれちゃったりすると嬉しいんですが、それは薄甘い夢ですか。
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