かにかに忘年会

 今年もいつものメンツで年々内容が酷くなっていく紅白歌合戦にツッコミを入れつつ、我が家で忘年会を開催しました。

牛より蟹は高くつく

 今年もいつものメンツで年々内容が酷くなっていく紅白歌合戦にツッコミを入れつつ、我が家で忘年会を開催しました。この忘年会が始まった当初は主に調理が楽ということでしゃぶしゃぶばかりでしたが、それじゃ変わり映え無い上に、実際問題余り美味しくないと言うことで魯山人風すき焼きにチャレンジしてみたりと、最近の鍋メニューの質向上は目を見張る物があります。そして 2007 年忘年会鍋メニューには厳正な選定会議(?)の結果、かにしゃぶが選ばれました。去年の北海道旅行で寄った函館朝市で海産物に味を占めたというのもあります。

1.5 kg でもこんなもん

 函館朝市でおみやげを買ったことで年末にダイレクトメールが届き、その店の蟹の味は既に知っていたのでタラバ蟹はそこで購入。さらにズワイ蟹は楽天の蟹ショップで購入しました。食用としてはタラバの方がランクが上と聞いていましたが、それにしても 500g で ¥4,200 もするとは…。下手な牛肉より高い上に、重さの半分くらいは殻なので実質口に入るのは 250g くらいですか。贅沢すぎます。反面、楽天ズワイ蟹は ¥5,000 円 で 1kg もあるのですが、この差は一体!?

 蟹はふたつとも忘年会前日である 30 日に届くように頼んだのですが、箱を開けてみたら楽天蟹は半分が足先でした。う~ん、あの子役まで使ってわざとらしく宣伝しているあの勢いは何なんでしょう。ちょっとだまされた気分。函館朝市蟹は、逆に凄い良い部位ばかりが入っているのですが、いかんせんアシ8本…。やはり良い物は高いのですね。ちなみにタラバは蟹ではなく、ヤドカリの一種だそうです。大きいヤドカリですこと。

 これら大事な蟹ちゃんを、大事に大事に解凍していきます。常温で解凍すると露付きしてしまい旨味と一緒に流れてしまうとのことなので室温解凍は避け、一日かけてひたすら冷蔵庫解凍します。


生のタラバを湯通しした直後。とても美味しいですよぉ、きっと。
蟹しゃぶ 2007(3人分)
タラバ蟹(生)500 g
ズワイ蟹(生)
1 kg
昆布10cm 四方
白菜1/4
ねぎ2 本
しめじひと株

 蟹しゃぶの調理は簡単そのものです。鍋に昆布出汁を張り、暖まってきたら蟹を湯の中で濯ぐだけ。半生ぐらいで引き上げると良いそうす。そして実際に食してみたら…
「ウマー!!」

 半生の状態で頂きましたが、食感は甘エビの刺身に近いですね。しかし加熱されてステーキで言うレアの状態になっているので、火が通ったところからは旨味が出てきて生の部分からはぷりぷりの歯ごたえを楽しみつつという、相反する官能を楽しむことが出来ます。今まで蟹といえばボイルされた物の冷凍を解凍して食べたことしかなかったので、初めての体験でした。う~ん、これは癖になりそう。

蟹の出汁たっぷりのおじや

 最後は蟹の出汁が十分に出た煮汁で、おじやで締めました。ちょっと卵を入れすぎてしまいましたが、蟹の味をまさに髄まで味わうことが出来て非常に満足しました。また次回蟹しゃぶをやることがあれば、全てを函館からのタラバで決めたいところでありますが、そうすると蟹だけで二万円近い金額になってしまいます。同じボリュームをそれなりに良い肉を使ったしゃぶしゃぶにしたところで、恐らくお肉の代金は1万円超えないでしょう。そう…海に囲まれた日本に於いても海産物は高価な物なのです。

 大きな漁港を胞する函館に於いても蟹の調達にはロシアのお世話になっていることも多いと思いますが、最近では厳しい輸出規制がかかり北方領土の問題も今となっては不凍軍港よりは蟹。いわし秋刀魚さんまの値段もいつの間にか入れ替わってしまいました。まぐろにおいても最近の回転寿司ブームと海外の日本食ブームで良い鮪の調達に頭を悩ます昨今…。落ち続ける食糧自給率や堕ち続ける日本の農業政策も含め、今後の日本の食糧事情に想いを馳せながら食しました … というのは会が始まった数分間だけで、やはり最後の方ではかなり酔っぱらってしまいました(笑)。いや~最近本当にお酒に弱くなりました。ハイペースすぎるのが良くないのでしょうねぇ。

 今後もこの忘年会はその名の通り年を忘れるだけではなく、その年にあったいろいろな出来事にも想いを馳せることの出来る会として続けていきたいと思います。いろんな人を取り込みつつも、ずっと続けていけると良いですね。


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January 3, 2008 Comments (0) Trackback (0)
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