郵政民営化

 料理とか音楽とかだけではなく、たまにはブログらしく社会的なことについて言及してみたり。

反対か賛成か…だけでくくれることじゃない

 いろいろと揉めているようですが、私は反対派か賛成派かといわれれば、どちらでもない、と答えます。ここまで進んじゃったんだから、もう後は止まらずに進み続けるしかない、と。

 確かに現状の郵政が抱える問題は沢山あると思います。保険および貯金事業の民間への食いつぶし、特定郵便局の世襲公務員などの民間では理解しがたい人事運営、そして信書郵便事業の独占による郵便料金の高値安定。

 これらの問題は民営化によって確かに良い方向には向かっていくと思います。しかし悪い方向に向かいそうな懸念も少なからずあるわけで。過疎地では今まで同じように集配および配達をしてくれなくなるかもしれませんし、貯蓄および保険をすべて郵便局でお世話になっているような、特にお年寄りには影響が大きいかもしれません。

 そして戦後最大の民営化と言われるだけあって、世間に与える影響があまりにも大きいのも事実。戦後の国鉄、電電公社、専売公社の民営化は、世界各国の民営化をみてもかなり高確率で成功していますが(たとえばイギリスの国鉄の民営化は失敗して、再び国有化されていたりする)、必ずしも民営化すれば運営が改善されるとは限りません。

 国有だろうが民営だろうがそれぞれに長所・短所があって、まぁどちらかといえば総合的に民営の方がいい結果が得られやすいと思います。しかし一番大事なのは、組織を変え続ける姿勢をとり続けることで、組織の人たちに常に刺激を与え続けることだと思います。やっぱり何十年も同じ組織運営でやってたら民間だろうが国有だろうが、中の人たちは腐っちゃいますよ! 常に風穴を用意して、中に新鮮な空気を送り続けることが大事。

 そんなわけで、私は郵便は国有・民間どちらでもいいかなと思います。しかしそんなことよりもっと大きな問題は、郵政民営化解散に伴う自民党国会議員達のマヌケな振る舞いを何とかしてくれよということだったり。この国、大丈夫かしら?


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August 25, 2005 Comments (0) Trackback (0)
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