数多くのパソコン解説本が氾濫する現在では各出版社が分かりやすい本にするために、やれ本自体と活字サイズ大型化・全ページカラー化・イラストの増加がもれなく行われ、もはや絵本と化しています。いや、絵本結構。何事も始めというのはある以上こういった本はいつの時代にも必要でしょうし、かくいう私もお世話になりました。しかし、Linux サーバの立ち上げ方でこのような装丁の本があるとは思いませんでした。見事な絵本ぶりです。
はっきりいって Linux は Windows より遙かに難解な OS です。厳密な管理者およびユーザー権限とファイルシステム、オープンソース故の統一されていない操作感。そしてソフトウェアのインストールは原則としてコマンドプロンプトと用いて行わなければなりません。コマンドで操作することが多いので、どうしても地味な本が多い Linux 解説本でここまでやったのはさすが。以前から知人でサーバをやっている人をみて興味は持っていましたが、この本のおかげで Linux サーバ立ち上げを実行に移す気になりました。
Linux ではコマンドプロンプトを用いる CUI が操作の基本で、マウスにて行う GUI もあるにはありますが、実用性は Windows のそれに比べてイマイチで、オマケ的なものと考えるべきでしょう。
この本では Webmin というブラウザを用いた GUI による各種設定を行うツールを用いることを核としており、それによって可能な限りコマンドを排除した作りになっています。しかし実際にはコマンドを用いたり、設定ファイルを直接エディタで書き換えたりという必要に迫られましたが、その辺はこの本を読むことでヤマ勘で何を調べればいいのかが分かります。
MS-DOS 時代のコマンドプロンプトを多少かじっていたのも、比較的すんなり入っていけた要因の一つかもしれません。スケベゲームをいかに親にばれずに家族共用の PC-9801 にインストールするかを試行錯誤することがスキルアップにつながりました(笑)
今ではドメインを取得した上でレンタルサーバを借り、Web サーバなりメールサーバなりを運用することが比較的安価にかつ簡単になりました。海外のドメイン管理サービスで取得すれば com net org あたりのドメイン管理料金は年間 10 ドル程度、レンタルサーバも2000円くらいで個人用途には十分なサービスのものが続々と登場しています。しかしこれらのレンタルサーバはちょっと凝ったことをしようとするとそれがサポートされていなかったり、規約で禁止されている場合がまだまだ多いです。
たとえばまずこの Web サイトの大半の部分でお世話になっている Movabletype という Weblog ツールの機能を満足に引き出すのは以下の機能がサーバでサポートされている必要があります。
CGI とメールに関しては安価なレンタルサーバサービスでも OK であることが多いですが、SQL に関しては NG なところも多く、またカタログでは OK となっていても実際に動作させてみると一部の機能が使えなかったりと、「やってみるまで分からない」面がまだまだあります。
Movabletype の例を含め、自宅サーバのメリットとして以下の点があると思います。
対するデメリット。
レンタルサーバサービスが改善されていって自前サーバを用意することのメリットが薄れていくのは時間の問題かもしれません。しかし Movable Type に代表されるような最新のトレンドをいつでも試せるということはやはり大きいと思います。そして何より自分で全てをこなして組み上げた後の達成感がたまらないんですわ、なんというか一人暮らしを始めたような気分ですかね(笑)
低消費電力ベアボーンをサーバにしているのですが、一人暮らしの電気料金明細書の金額においてもあまり上がった気がしないくらいです。おそらく500円も変わっていないと思いますが、普通のPCをサーバにすれば十倍くらいの消費電力なのでそれなりな金額になると思います(^^;
そうでしたか(^^;
あとはセキュリティ面だけ気にかかる所ですねぇ・・・。
結構チクチクされちゃいますか?(^^;
しかし、このマシン、凄くイカしてます!ほちぃ。
ログを見ると世界各国からいろいろ悪いことをしようとしている人がいるようです。一番多いのは台湾でしょうか。一番件数が多いのはメールサーバで、SPAMを送ろうと毎日十件くらいチクチクされています。でも全然いたくないですよーだ(^^;
思うことあって、やっぱり自サーバを始めようかと考えています。
素朴な疑問なんですが、電気代いくらぐらいかかってますか?(^^;