白骨温泉アゲインアゲイン

3 度目の白骨温泉で夏の湯元齋藤旅館を訪れました。そして上高地にも行ってきました。

3度目の白骨温泉

 3 度目の白骨温泉で夏の湯元齋藤旅館を訪れました。そして上高地にも行ってきました。今年の春先に日照不足で野菜が軒並み高騰している頃、今年の夏はこのまま涼しい夏となると言われ続けましたが、なんだかんだで 40 度に迫る記録的暑さが続いています。みなさんいかがお過ごしでしょうか。そんなころに避暑を兼ねて白骨温泉と上高地に行ってきました。白骨温泉は1回目の齋藤旅館2度目の泡ノ湯に続き、今回が 3 回目です。

鉄子化計画
連写モードを使い間違えて、こんなに小さくしか撮れませんでした。

 今回は新しく A 女史が同行しました。今まで友人 M 氏や O 氏と幾度となく行ってきた旅行は、所要時間を度外視してやたら鉄道を乗り継いだり、飛行機はわざわざ航空会社を指定したり、短時間ながらファーストクラスに乗るために国内線でわざわざ成田から乗ったり、観光地はマニアックなところばかり選んだり(基本的に酒絡み、鉄道絡み)、およそ旅行会社のパック旅行とはかけ離れた旅行ばかりでした。そんな旅行に慣れきった私がパンフ通りの旅行で面白いわけもなく、ちょっと毛色の違った旅行と言うことで白骨温泉を選びました。しかし特急スーパーあずさの2時間を苦痛に感じるかもしれず、最寄り駅から車で一時間半かかる山奥でおしゃれな温泉街もないひなびたところであったりと、女性にとっては面白いものが何もない旅行なのですが、齋藤旅館には満足してもらえるだろうと思いそこを選びました。白骨温泉には女性受けするようなオシャレなお土産商店街もないので、さらに上高地の絶景で補完する計画です。

 八王子から白骨温泉最寄りである松本(と言ってもバス・電車を乗り継いでさらに一時間半かかりますが)まで例に漏れず特急スーパーあずさを利用します。毎回思うのですが、横浜から八王子まで出るのがちょっと面倒くさいんですよね。横浜から直接松本まで行ける特急はまかいじを使いたいのですが、停車駅が多くて時間がかかりすぎるのと(40分くらい余計にかかる)、土日に一往復のみしか走らず使いにくいため、未だにお世話になったことはありません。車両もスーパーあずさで使われている振り子式 E351系 ではなく、国鉄時代からそのまま使っているおんぼろ 185 系なので快適さにも欠けるので、選択肢からは除外せざるを得ません。横浜から松本行くのは結構面倒です。

 同行 A 女史はあまり鉄道に興味がないようなのですが、E351 系のカーブで車体をバンクさせる理由は、明治時代に敷設された中央本線の歴史的背景および技術的説明を交えながら理解してもらうことが出来ました。振り子車両を早くも体験なんてなんて羨ましいんでしょう。これからは鉄道の世界にも染まっていってくれそうです。しめしめ。

今回は車で白骨温泉へ
白骨温泉が避暑地である証。

 以前の 2 回とも車は使わず、松本電気鉄道上高地線で新島々まで行き、そこからタクシーやバスを利用しましたが今回は松本駅前でレンタカーを所望しました。白骨温泉にまで至る県道白骨温泉線は難所中の難所で、そこを通るバスは水先案内人代わりの先導車が随行してスイッチバックのサポートを行うくらいの急カーブが続きます。自分の運転で果たしてそこを乗り切ることが出来るだろうかという不安がありましたが、奈川渡まで来ると白骨温泉へは乗鞍経由で行けとの立て看板が。確か県道白骨温泉線は冬期は閉鎖されますが、この時期は通れるはず。カーナビも県道白骨温泉線経由の道を示していましたが、立て看板通りに乗鞍経由で向かうことにしました。おかげであの道を運転せずに済みましたが、後から聞いた話だと改良工事で 2012 年まで工事中とのこと。白骨温泉に着いたら気温は 22 度。その日の横浜は 32 度とかですから、それだけでも来た甲斐がありました。なんせ標高 1500 メートルですからね。


夏の齋藤旅館のたたずまい。 夏の廊下。 夕食。

 齋藤旅館のすばらしさはもはや語る必要さえないでしょう。白濁した温泉でお肌ツルツル、食事もサービスも大満足、何度でも来たい旅館ですね。近隣の乗鞍高原温泉も同じような良い泉質だったので、さらに別のお隣である沢渡温泉も足を運んでみたいですね。乗鞍高原温泉には私が名を連ねさせて頂いているスコッチ文化研究所の長野支部が経営するバーが何故かあります(笑)


その後このバス運ちゃんはどうしたのか。

 二日目は足早にホテルを後にし、今回の旅行の目玉である上高地に向かいました。その絶景ゆえ観光地化されており、同時に自然保護の観点からマイカーでの乗り入れが禁止されています。よってマイカーにて訪れた人は沢渡で路線バスに乗り換えます。乗り換えた後の道路はこれまたかなりの隘路で、逆に運転しなくて良かったといった感じの道。

 バスは終点の上高地までは乗らず、途中の大正池にて下車。ここから梓川までの小一時間の遊歩道を散策するのが一番いいようです。というのも、オンシーズンになると始発バス停以外からの乗車が出来ないことがたまにあるようで、帰りのバスは上高地から乗りたかったからです。しかしこの話は二日目の朝に風呂で一緒になった知らないアマチュア登山写真家(?)の人に聞いた話で、その人との出会いがなければ終点まで行っていたかもしれません。


大正池の絶景。

 大正池は1915年に噴火した焼岳の泥流によって梓川がせき止められたため出来た池で、未だに残る池にたたずむ立ち枯れの木々が幻想的な光景を作り出しています。しかしこの光景も風呂で一緒になった写真家の人の話だと、堆積する泥であと数年で見られなくなってしまうかも知れないとのことです。


自然探求路をてくてく歩きます。 梓川。

 大正池を後にし、自然探索路を穂高と焼岳の雄大な景色をバックに歩きます。少し雪が残っているGWか秋くらいにいくともっと雄大だそうです。探索路沿いの梓川の流れもとても綺麗です。ここらの気温も白骨温泉と同様かなり涼しかったですが、当日は快晴だったこともあり歩いているとちょっと汗ばんでもいたので、ちょっと泳ぎたくなってしまいます。が、梓川の流れはかなり速いので、遊泳は大変危険と思われます...。

河童橋は河童ではなく人間だらけ。

 そしてバスの始発停留所に近い河童橋に到着。それにしてもここは無駄にすごい人の多さでした。ここからさらに上流にいけばさらに明神や徳沢もありますが、今回は帰りの電車もあって時間切れ。上高地バスターミナルから帰途につきました。上高地バス停は前述の通りバスしか居ないのですが、それでも駐車場にあぶれたと思われる渋滞が出来ており、これでマイカー規制がなければどうなっていた事やら。


 少し多めに時間を見ていたので、ちょっと時間が余ったこともあり、帰り道の途中にある、これまた梓川水力発電所に再び社会見学に訪れてしまいました。前回は休日だったため、電力ピークに伴う発電を行っていませんでしたが、今回は平日だったこともあり、4基中2基が運転していました。前回見ることが出来なかった回転するシャフトを見学することが出来ましたが、騒音は全くなくて驚き。

 白骨温泉を胞する長野山岳部は今まで何度も訪れていますが、何度来ても楽しめますね。次回は乗鞍高原などにも行ってみたいものです。


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August 11, 2010 Comments (0) Trackback (0)
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